ADHDが絶対に摂るべき栄養素!

f:id:april55:20210725055716p:image

皆さん、こんにちは。

とある社会不適合者です。

 

 僕はADHDを持っており、幼少期から長年その症状に苦しめられて来ました。

 他の人と同じ事が出来なかったり、直ぐに体調を崩してしまったり、周りの人にもたくさん迷惑をかけてきました。

 その頃は、自分がADHDである事を知らなかったので、ただただ「自分はダメなやつなんだ」と自己嫌悪に陥っていました。

 しかし、自分に発達障害があると診断されてから、自分の持つ症状について学び始め、自分のライフスタイルを変えていく事で僕の問題はかなり改善する事が出来ました。

 その中でも1番重要な要素だったのが“食事”です!!

 

 そもそも、人間の身体は全て食事から出来ています。

 骨も筋肉も“脳”もです。

 発達障害は脳の機能不全で発生する障害です。

 脳が機能する為に必要な栄養が無いと、絶対に症状が良くなる事はありません。

 今回は、僕が実際にADHDの症状の改善を実感した食事、栄養素を紹介します。

 

■その① 「たんぱく質

 人間の身体は殆どたんぱく質で出来ています。

 発達障害の人は脳の機能をコントロールするドーパミンセロトニンなどの「神経伝達物質」が機能し辛いのですが、そもそもたんぱく質が足りてないと神経伝達物質の元になるアミノ酸は作られません。

 日本の食生活ではたんぱく質が足りてない人が多いので、お肉や卵、乳製品を積極的に取りましょう。

 1日に自分の体重×1g程度のたんぱく質を摂取すると良いです。

 お肉だと100gあたり10g〜20g程度のたんぱく質、卵だと1個あたり5g程度のたんぱく質が摂取出来ます。

 僕も、以前はたんぱく質を殆ど摂っておらず、一日中ずーっとネガティブでぼーっとした時間を過ごしていましたが、たんぱく質を意識して摂るようになってからはポジティブでいる時間が圧倒的に増えました。

 

■その② 「ビタミン」

 人間の身体のほとんどの機能を助けてくれるのがビタミンです。

 たくさんたんぱく質をとっても、ビタミンが足りてなければ、きちんと代謝されず神経伝達物質等を合成出来ません。

 発達障害のある人は特にビタミンB6やビタミンB12が不足しやすいそうです。

ビタミンB6はカツオやマグロ、鮭等に、ビタミンB12は牡蠣やアサリやホタテ、サバなどに多く含まれている様なので、魚介類を積極的に摂ると良いでしょう。

 また、魚介類には良質な油(オメガ3)が含まれているので、一度にビタミンとオメガ3を両方摂ることが出来ます。

 僕は、食事だけで摂れない部分はマルチビタミンサプリで補う様にしています。

 

■その③ 「ミネラル」

 最近の研究では、発達障害には亜鉛マグネシウムの補給で症状が改善されるデータがあるそうです。

 両方とも、牡蠣やスルメ、納豆、豆類、ひじき、海藻類、レバーに多く含まれています。

 僕は、こちらもサプリメントで毎日補給しています。 

 

■その④ 「良質な油」

脂肪というと、悪い物だと思う方もいますが実は油にも種類があり、その中でも「オメガ3」「オメガ6」は必須脂肪酸と呼ばれ、脳の神経やホルモン物質の材料になる大切な栄養なんです。

 発達障害の人は特に、オメガ3(EPADHA)の脂肪酸が必要だと言われています。

 この栄養素はクルミなどのナッツ類、サバやイワシ等の青魚に多く含まれています。

 サプリメントでは「EPADHA」「フィッシュオイル」で摂ることも出来ます。

 

 今回紹介した栄養素は特に大切な物です。

 知ってる人が殆どだと思いますが、きちんと摂れている人は殆どいません。

 冒頭でも述べましたが、身体は食事で出来ています。

 そして、心は脳が作っています。

つまり、心も食事が作っているという事です。

 

今回は長くなってしまいましたので、この辺りで締めさせて頂きます。

 次回は今回紹介した栄養素をたくさん含む効率的な食べ物を紹介したいと思います。