【ADHDにありがち】会話の迷子を無くすテクニック
ADHD流の会話テクニック
こんにちは。
とある社会不適合者です。
僕はADHDという発達障害がありますが、日常生活において誰かと他愛も無い会話する時によくやってしまうのが
・「話の内容が飛ぶ」
・「何の話をしていたか忘れる」
・「会話の終着点を見失う」
という事です。
ADHDの人間は普通の人と比べて“短期記憶能力”が低い事が多いため発生する現象です。
これのせいで、話してる相手を不快にさせてしまう事がしばしばありました。
僕は長年この問題を解決しようと色々試行錯誤して、今ではこの「会話の迷子現象」は起きなくなって来ました。
今回は僕が実践している解決方法を紹介します。
■文章を簡潔に、結論から話す
よくありがちなのが、話している途中で脱線に脱線を重ねて、自分でも何を言いたかったのか忘れるパターンです。
自分が忘れて「何の話だっけ?」と相手に聞いても、相手からしたら脱線しまくりで何の話か分かりませんし、そもそも結論が分かっていないので、予想すら出来ず困ってしまいます。
例えば、タイタニックのあらすじを説明するとき
「レオナルドデカプリオが出てて、90年代に公開されて、豪華客船に船員として乗るんだけど、そこでお嬢様の女性と出会うんだよね。因みに、監督はジェームスキャメロンで、アバターとかターミネーターとか作ってる人。時代は100年くらい前の設定なんだけど、演出とか凄くて……」
こんな説明だと全然、要領を得ませんよね。
これを解決する為に、僕はなるべく伝えたい事はなるべく簡潔に、1文にまとめ先に結論を言う様にしています。
これは、英語を勉強している内に気が付いたのですが、英語は絶対に主語が最初に来て、その次は動詞、目的語となっています。
日本語で言うと、「私は○○をした。○○に」という具合です。
またタイタニックで例えると
「レオナルドデカプリオの乗った豪華客船が沈没しちゃう映画。でも、船の中で女性と恋に落ちる。」
めちゃくちゃ単純化して、結論を先ず相手に伝えるようにします。
すると、相手は聞きたい事を聞いて来ると思うので、それに答えるだけで良いです。また、自分が伝えたい情報は順次短く付け足して行きます。
これなら、必要無い情報を考えなくて良いですし、結論を伝えるという1番大切な事が出来ます。
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■メモをとる
自分や、相手の話が少し長くなると新しい情報や補足の情報を付けたくなりますが、リアルタイムでそれを割り込ませて行くとまた脱線して行くので、話の途中で言いたいことや会話のゴールや、要点は適宜メモする様にします。
こうすることで、相手の話を遮らなくて済みますし、自分が伝えたい事も忘れません。
メモが難しい場合は、「ポイント」として相手に伝えておきましょう。
すると、相手が覚えていてくれるので自分が忘れたときも思い出させてくれるかもしれません。
■会話のワーキングメモリーを鍛える
そもそも、ワーキングメモリーを鍛えておけばこの様なミスも減っていきます。
僕は、人の名前など忘れがちなので初対面の人の名前は3回復唱し、更に頭の中でも定期的に思い出す様にしています。
また、会話の中で大切な事だと思った事も、脳内で3回復唱しています。
また、日本語検定のリスニング問題等も会話のワーキングメモリーを鍛えるのに効果があると思います。
(YouTube等で拾えます)
■おわりに
さて、如何でしたか?
今回は基本的なテクニックを紹介しました。
ワーキングメモリーを鍛えるには、過去にも投稿した栄養や運動等の生活習慣が与える影響も大きいので、是非参考にして下さい。
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